ペット予防医療センター

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診療項目

皮膚科

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ペット予防医療センター大宮総合病院

皮膚病にかかるワンちゃんネコちゃんは最近増えています。皮膚病と言っても、アレルギーや感染症、ホルモン異常など形は様々で、色々な要因が合わさってしまっている場合もあります。トイ・プードルなどに多い外耳炎などの耳の疾患も皮膚科の領域です。
放っておくと慢性的になったり別の病気を引き起こすこともありますので、注意が必要です。

犬の表在性膿皮症

犬の皮膚には「常在菌」と呼ばれる様々な菌が住んでおり、この常在菌が何らかの原因で増殖し、皮膚炎が起こります。これを表在性膿皮症といいます。

お腹や背中を中心に痒みを伴う、丘疹(赤いブツブツ)、膿胞(皮膚に膿がたまる)、表皮小環(フケがドーナツ状に付着)が認められることが多いですが、蒸れやすい脇や内股に局所的に認められることもあります。

アレルギー性皮膚炎で皮膚のバリア機能が弱い場合や、その他の病気で皮膚の免疫が低下している場合、高温多湿の環境下での生活、シャンプー頻度の不足などによる皮膚衛生の悪化などが原因となります。皮膚の免疫が未熟な幼齢期や若齢期には再発を繰り返すので注意が必要です。

原因によりますが、適正な頻度で行うシャンプーは重要です。症状が出た場合には、殺菌作用のある薬用シャンプーや、抗生物質によって治療します。アレルギー(アトピー・食物アレルギー)を持っている場合には、そちらに対する治療も必要になります。

外耳炎・中耳炎

犬の外耳炎耳の穴から鼓膜の手前までで起こった炎症を外耳炎、鼓膜より奥で炎症が起こったものを中耳炎といいます。中耳炎は、外耳炎を治療せず放っておいた結果、炎症が広がり慢性化したことにより起こることが多いです。外耳炎は、早期に発見し原因をしっかり調べ、それに合った治療を行うことがとても大切です。

主な原因としては次の4つが単一ないし複合的に関連して発症します。

1)アレルギー(特に食物アレルギー、アトピー性皮膚炎)
2)アレルギー以外の基礎疾患(特に内分泌疾患)
3)器質的問題(遺伝的な耳道内構造の異常、角化異常、耳道内被毛の存在、垂れ耳など)
4)その他(高温多湿な環境、水の挿入による耳道上皮の浸軟、草の種などの異物挿入、外部寄生虫など)

耳を搔く、頭や耳を振る、耳の中が赤く腫れている、耳垢の量が増える、耳の中から独特な匂いがする、頭をいつも同じ向きに傾ける、耳を触られるのを嫌がる、触ると痛がるなどの症状が見られたら来院してください。

治療の基本は定期的な耳道洗浄です。自宅では不十分なことも多いため、動物病院で安全にしっかり行いましょう。状態によっては点耳薬、飲み薬や注射薬で治療することもあります。

症状を繰り返す場合は、他の原因(アレルギーや内分泌疾患など)が無いか、更なる検査を行い、同時にそちらの治療も必要になることもあります。外耳炎が慢性化すると耳穴が閉じてしまい、重症な場合は手術が必要になることもあります。

皮膚糸状菌症

顔や耳、足の一部に、ほぼ円形の脱毛が認められ、その周りにフケやかさぶたが付着する病気です。痒みは、あったり無かったりと症例によって様々です。

この病気は感染症で、皮膚糸状菌に感染した動物との接触や、菌に汚染された土や人家・飼育小屋の埃などから感染します。 発症は、年齢が若い場合や、多頭飼育の場合に多いですが、その子が皮膚の免疫が低下する基礎疾患を持っていたり、免疫抑制剤などの薬を使用している際にも注意が必要です。

お薬の内服治療が基本ですが、副作用がある場合もありますので、飼い主様とよく相談して処方します。また、場合によっては、外用薬や薬用シャンプーの使用、感染の広がりを防ぐ目的で毛刈りを行うこともあります。

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